所有者が遠方におり、空き家の中には所有者の私物がおいてあるようなき空家は不審者が侵入し、そのまま寝泊りしているという事例も報告されています。
玄関のドアはしっかりと施錠されていても、窓や勝手口が壊れている、または壊され、治安悪化や衛生管理上の懸念もされます。
さらに怖いのが、放火による火災や小さい子を連れ込んでのいたずらなどのケースです。
また、ネズミや猫、イタチなどが住み着いてしまうケースも頻発。
家の中をめちゃくちゃに荒らしまわってしまうため、その後の家としての利用が困難になることが多くあります。
不審者が狙っているのは「誰も来る可能性がない家」です。
そのような家であれば、長期間安定して住むことができるためです。
また、家の中に家財道具や布団などが揃っている住宅も標的になってしまう可能性があります。
他にも以下のような特徴がある空き家は狙われやすい傾向にあります。
◾出入口等の開口部が施錠等されていなく、誰でも容易に進入できる
◾フェンス等で周囲が取り囲まれていない、又は、壊れてしまっている
◾特に夜間、建物周辺に照明がなく暗い
◾空き地やお庭に雑草や草木が生い茂り、建物内の見通しが悪い
◾誰も通っている様子がない
不審者を遠ざけるのは「人の気配」です。例えば家の様子が少し前と変わっている、ポストの中が綺麗になっている、除草がされている、など、小さい変化も不審者は敏感に感じ取ってくれます。
そのため、誰かが定期的に管理作業を行っている、というだけで不審者は嫌がります。
また、害獣の撃退はエサとなるようなものを置かない、放置しない、といった対処が必要です。害獣対策は早期発見が重要です。
もし、害獣の被害があった場合は迅速に対処するようにしましょう。